ファスティングと酵素の必要性

空腹時こそ体内が活性化する

空腹というとマイナスのイメージが強いものです。
特にファスティングによる健康法という考えが無かったとなれば、空腹になると、血糖値が下がり、フラフラ、集中力も減りイライラという感じではないでしょうか。

ですが、空腹時こそ酵素の働きが良くなるとも言えます。
消化に使われる酵素が減り代謝に使う事ができるので、その分、体内の活動は活発化すると言っても過言ではありません。

また、空腹状態になるとサーチュイン遺伝子が働くようになるそうです。

この遺伝子が働くようになると細胞が活性化し、アディポネクチンという善玉ホルモンが分泌されるようになるそうです。このホルモンは、脂肪細胞から分泌されるものでエネルギー代謝に大きく関わっているそうです。

脂肪燃焼作用があるだけでなく、血管修復作用や血管拡張作用など、血流を改善するのに必要な働きもあるようです。つまり、空腹状態を維持する事は、身体の活動力を上げるのに必要な事だと言えます。

「それなら、空腹状態を常に続けていればOKね!」

という安易な考えが生まれないように注意しなくてはなりませんが、まず、サーチュイン遺伝子には、働くようになる時間、つまり、スイッチが入るまでの空腹時間があるそうです。

それが、大体30分~60分程度。
なので、空腹感を持ち始めてから30分位何も食べずに我慢すれば、脂肪の燃焼や血管の健康に良い働きが体内で起こり始めるという事です。

一度スイッチが入れば良いみたいなので、まず、そのくらい我慢したら間を置いて何か食べるようにしてみる事から始めるのが無理無く続けられるかもしれません。尚、これは、ファスティングとは関係なく空腹時の対処という話で、日頃から意識して実行すると、ファスティングとは違った方法で身体の調子を改善できるかもしれませんね。

空腹状態となると、体温が下がり、血糖値が下がる事で脳の回転が落ちたり、重労働であれば、意識朦朧ともなり兼ねないので、場所とタイミングの判断が必要となりそうですが、空腹だから身体に悪いとか、空腹になったらすぐに糖質を吸収しなくてはならないという解釈は、どうやら間違いなのかもしれません。

現代人は飽食の時代を生きていて、お腹が空けば直ぐに何か食べられる事で空腹を感じる事も減ってきていますが、あえて空腹を維持して慣れる事こそが、ファスティングを行う上でも継続するカギとなりそうです。